十和田湖は、約20万年前に始まった火山活動により形成されたカルデラ湖。
噴火によってできた陥没に、長い年月をかけて雨水が貯まってできた。
御倉半島と中山半島に挟まれた中湖は327mもの水深を示し、日本では第3位の深さ。
特に815年の十和田湖大噴火は、平安京開京後すぐの大変事で、
朝廷の東征蝦夷討伐、エミシの北海道移住と青苗文化の登場に
大きな影響を与えた。
写真は明治から昭和にかけ活躍した吉田初三郎氏の
「十和田湖鳥瞰図」
雄大で厳しい北東北の自然。人々の暮らしを支える主要な河川の中心が
まさしく十和田湖と十和田湖山系であることがよくわかる。
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